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№581:『ネット詐欺』4.29
日々、ネット詐欺の被害が報じられている。SNSで株の投資に誘われて何千万円を振り込んだとか、やってきたメールに騙されて何百万円渡したとか。あるいは電話でのオレオレ詐欺や還付金詐欺、劇場型詐欺も大流行である。これら特殊詐欺の被害は2023年で約19,000件、441億円という。
わからないのは、お金を渡したり、預けたりするのは、相手の顔を見ながらだとしても慎重になるものだが、ネット詐欺のように、相手の顔も見ないでよくあのような大金を渡せるものだということだ。ネットの先にはどんな人間がいるのかわかったものではない。相手の顔も確認せず、どうして信用できるのだろう。
騙されるのは高齢者が多いということだが、ネットの本質がわかっていないという問題もあるだろうが、要は人を信じたいのだろう。一人暮らしの老人たちは人恋しいがゆえにネット越しでも話しかけてくる相手を信用したいのだ。
高齢者の一人暮らしはこれからますます増加するという。2050年には65歳以上の一人暮らしが1083万人と2020年比47%増加するらしい。詐欺師にとっては垂涎の世の中になるわけだから、いくらATMの周りで詐欺振込防止のキャンペーンを実施しても、高齢者の寂しさを解消するという根本の問題を解決しない限り、特殊詐欺はなくならないだろう。
風邪の患者に熱さましを渡しても、それはあくまで対処療法であり、風邪にかからない根本対処にはならないのだ。ネット詐欺というのは、物理的・機械的課題という側面もあるが、実は人間的・心情的な側面も結構大きいのだ。
★ 評論・エッセイのバックナンバーです
№580:『AIは人を超えるか』4.25
№579:『大谷スキャンダル2』4.20
№578:『AI半導体バブル』4.15
№577:『日本語がわからない』4.10
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№575:『同窓会の名簿』3.29
№574:『大谷スキャンダル』3.24
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№551:『観光バスが危ない』11.26
№550:『DXとは何か』11.21
№549:『赤ちゃんの秘密』11.16
№548:『思考停止の日本社会』11.11
№547:『企業の体質とは』11.6
№546:『企業の無神経さ』11.1
№545:『コロナその後』10.25
№544:『外国人はマナー違反』10.19
№543:『ヘルメット』2023.10.13
№542:『大谷のホームラン王に思う』10.17
№541:『新聞記事の切り取り』9.30
№540:『敬老の日に思う』9.24
№539:『最近の台風』9.18
№538:『ウォーキング10,000キロ達成』9.12
№537:『老眼鏡を使いこなす』9.6
№536:『散髪』8.30
№535:『ヒューマンエラー』8.25
№534:『スポーツクラブの入退管理』8.20
№533:『AI流行』8.15
№532:『経営者責任とは』8.9
№531:『2023年夏』8.4
№530:『村社会の日本』7.29
№529:『歯周病検診』7.23
№528:『富士通へ行政指導』7.17
№527:『尼崎市USB紛失事故の顛末』7.12
№526:『保津川下りの再開』7.6
№525:『ある自動車会社の変革』6.29
№524:『男女平等125位』6.23
№523:『飛蚊再び』6.17
№522:『生成AI』6.10
№521:『田んぼ』6.3
№520:『我思う、故に我在り』5.28
№519:『歩く速度』5.21
№518:『ニュース報道の功罪』5.15
№517:『森羅万象は連続性』5.9
№516:『キャッシュレス美術館』5.3
№515:『武田信玄と徳川家康』4.28
№514:『秩序と自由』4.23
№513:『本を買う』4.17
№512:『ピアノという家具』4.12
№511:『ショールーム見学』4.5
№510:『保津川下りの転覆事故』3.31
№509:『WBCとは何か』3.26
№508:『フィッシング・メールと企業の対策』3.21
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№505:『警察官の家庭巡回』3.5
№504:『勝利者の叫び』2.28
№503:『新聞配達』2.23
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№500:『MRJプロジェクトの事業撤退』2.9
№499:『大相撲の低迷』2.3
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№495:『今年の大河ドラマは徳川家康』1.13
№494:『狐につままれたスマホ・デビュー』1.7
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№492:『人間の体は省エネ対応』12.28
№491:『町の本屋がなくなった』12.23
№490:『近江商人の町散策記』12.16
№489:『ポンペイ展鑑賞記』12.10
№488:『諏訪湖周遊記』12.4
№487:『映画「異動辞令は音楽隊」鑑賞記』11.28
№486:『久しぶりのコンサート』11.23
№485:『MRI』11.18
№484:『季節の中のウォーキング』11.12
№483:『音楽の効用』11.6
№482:『リズム運動』11.1
№481:『バスに並ぶ』10.27
№480:『囲碁』10.21
№479:『世界経済の不思議』10.14
№478:『同窓会からのメール』10.7
№477:『空手』10.1
№476:『ミュージカル「ミス・サイゴン」鑑賞記』9.26
№475:『昔の空調機は冷房しかなかった」9.21
№474:『イエズス会』9.15
№473:『グローブを買う』9.9
№472:『日本三景』9.3
№471:『自転車の初乗り』8.28
№470:『一つの言語が完成するまでの時間』8.22
№469:『自動運転技術』8.17
№468:『欧米スタンダード』8.12
№467:『運転免許の更新』8.7
№466:『ラジオがない』8.1
№465:『タイトルに魅せられて』7.27
№464:『トップガン鑑賞記』7.22
№463:『クロールの習得』7.17
№462:『電話文化と電卓文化』7.12
№461:『尼崎市の住民情報の紛失事故』7.6
№460:『2歳の女の子』6.30
№459:『パチンコ玉』6.25
№458:『プロジェクトマネジメント』6.20
№457:『扇風機』6.16
№456:『田植え』6.10
№455:『偶像崇拝』6.5
№454:『コロナに関する疑問』5.30
№453:『品質認証とは』5.25
№452:『パソコンOSのアップデート」5.20
№451:『コロナと地震』5.15
№450:『運動と寿命』5.10
№449:『富士通の事業構造改革』5.6
№448:『知床観光船の事故』5.2
№447:『ウォーキングシューズ』4.28
№446:『ウクライナ戦争とサイバー攻撃』4.23
№445:『18歳は大人?』4.19
№444:『フェイクニュース(情報の正しさとは)』4.12
№443:『拡大鏡』4.7
№442:「心臓やぶりの坂』4.1
№441:『JR東日本Suicaデータ外販』3.25
№440:『フィッシング・メール』3.20
№439:『冬季オリンピックのスピードスケート』3.15
№438:『インターネットの情報』3.10
№437:『ドラムの魅力』3.6
№436:『ニュース報道の使命』3.1
№435:『コロナを契機とした言葉』2.25
№434:『世の中は非線形』2.20
№433:『イソヒヨドリ』2.15
№432:『礼』2.10
№431:『目標と目的』2.6
№430:『高齢者の扱い』1.31
№429:『スポーツクラブの顔認証システム』1.26
№428:『年末年始のテレビ・新聞』1.20
№427:『藤井聡太4冠』1.14
№426:『文章力』2022.1.9
№425:『パソコンOS更新』12.26
№424:『日本人と生産性』12.20
№423:『世の中は帰納法』12.16
№422:『日産のステッカー貼り忘れ』12.11
№421:『東京オリンピックへのサイバー攻撃』12.5
№420:『二刀流の大谷翔平』11.30
№419:『高齢者が悪いのか、車が悪いのか』11.25
№418:『効率か感動か』11.19
№417:『本末転倒の情報システム化』11.12
№416:『プールジャム』11.3
№415:『横綱白鵬』10.28
№414:『個人情報保護法改正に向けて』10.17
№413:『「白痴」小休止』10.11
№412:『鬼滅の刃』10.5
№411:「再びオリンピックについて』9.29
№410:『妻のクセ』9.24
№409:『独り言が増えた』9.17
№408:『偽サイト勧誘メール』9.8
№407:『まっすぐに歩く』8.30
№406:『歳を取ると』8.24
№405:『感情について』8.14
№404:『オリンピック競技の採点』8.8
№403:『野鳥撮り』8.3
№402:『国による個人情報管理の違い』7.25
№401:『COCOA』7.19
№400:『顔認証システム』7.13
№399:『予防接種』7.8
№398:『オリンピックとは何か』7.3
№397:『言葉が聞き取れない』6.27
№396:『清潔感』6.18
№395:『カレーライス』6.13
№394:『専門家とは何か』6.4
№393:『砂利道』5.30
№392:『ネット犯罪の増加』5.24
№391:『コロナ騒動で見えてきた人類の今後』5.19
№390:『小さな犬ほどよく吠える』5.13
№389:『日本の会議』5.8
№388:『人類の文明と自然の脅威』5.5
№387:『便利と不便』5.1
№386:『先進国の救急医療体制の整備』4.24
№385:『鴨は着水ベタ』4.20
№384:『ポンポン菓子』4.13
№383:『アマゾンを語る詐欺メール3』4.9
№382:『鶯を見た』4.3
№381:『病院で3密』3.25
№380:『弥生3月、日が長くなった』3.16
№379:『テレビメディアの盛衰』3.6
№378:『人は見たいものを見、聞きたいことを聞く』2.23
№377:『キャッシュレス決済の状況』2.14
№376:『本は捨てるな』2.6
№375:『徒競走』1.31
№374:『液晶テレビとプラズマテレビ』1.23
№373:『アマゾンを語る詐欺メール2』1.15
№372:『人が高齢化する意味』2021.1.7
№371:『お茶の作り方』12.28
№370:『アマゾンを語る詐欺メール』12.17
№369:『オンライン飲み会』12.4
№368:『世の中は2分化』11.24
№367:『デマ情報』11.15
№366:『泳ぎの上手な人』11.6
№365:『ウォーキングシューズ』10.26
№364:『観光バスがいない』10.15
№363:『ネットワーク時代の功罪』10.5
№362:『テレワークの長短』9.21
№361:『ウェビナーの流行』9.10
№360:『リズム』8.25
№359:『予約』8.18
№358:『野良犬と野良猫』8.10
№357:『逐次処理型人間システム』8.1
№356:『新型コロナウィルスの蔓延』7.18
№355:『パスワード地獄』7.8
№354:『在宅勤務と人の健康』6.25
№353:『違いの分かる男』6.15
№352:『コロナ災禍で在宅勤務』5.29
№351:『上手な字が書けること』5.19
№350:『マイナンバーカードのパスワード』5.10
№349:『トイレットペーパーの買い占め騒動』4.28
№348:『アオサギの一本足立ち』4.20
№347:『道に転がるうんこ』4.8
№346:『監視社会の到来』3.21
№345:『万年筆』3.7
№344:『新型コロナウィルスの脅威』2.23
№343:『車の運転』2.6
№342:『水鳥の違い』1.25
№341:『アナ雪2鑑賞記』2020.1.12
№340:『プレゼンテーション』12.27
№339:『喫茶店の状況』12.15
№338:『男たちの同窓会』11.30
№337:『ウォーキングシューズを買う』11.11
№336:『水飲み百姓』10.28
№335:『病気自慢』10.14
№334:『キャッシュレス決済』10.3
№333:『庶民の個人情報保護』9.23
№332:『A Foreigner at the pool』9.12
№331:『ウォーキングシューズの変形』8.30
№330:『迷惑電話の増加』8.20
№329:『交番の家庭訪問』8.11
№328:『歯医者の治療』8.4
№327:『テレビの落日』7.26
№326:『デジタル経済』7.15
№325:『スーパーのレジ袋』7.7
№324:『最近の天気予報』6.28
№323:『個人情報保護法』6.20
№322:『昔読んだ本を読む』6.11
№321:『情報とは何か』6.1
№320:『選ぶということ』5.28
№319:『ピアノの調律』5.14
№318:『コンピュータの二つの欠陥』5.4
№317:『カラスの巣』4.27
№316:『宅配ビジネス』4.18
№315:『GDPR』4.9
№314:『イチロー引退』3.28
№313:『モノの値段』3.17
№312:『プロのセミナー講師として』3.10
№311:『靴下の穴』3.2
№310:『バレンタインデー』2.22
№309:『個人情報保護法と迷惑電話』2.12
№308:『大坂なおみ全豪テニス優勝』2.5
№307:『メールの書き方』1.28
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№305:『アリー・スター誕生鑑賞記』1.9
№304:『現代版プロジェクトマネジメントの功罪』12.26
№303:『ボヘミアンラプソディー鑑賞記』12.19
№302:『リカーリングビジネスの功罪』12.10
№301:『マーケティング』12.4
№221:『Japanese Way, American Way』4.15
№179:『ナショナリズムの到来』 7.1
№142:『我が愛しの電子ドラム』 11.8
№139:『日本ラグビーチームとリスクマネジメント』 10.20
№133:『蚊帳』 9.16
№125:『回転寿司の女の子』 8.1
№90:『感動の永源寺』 12.23
№80:『六甲縦走第二弾』 10.3
№79:『腕時計』 10.4
№78:『ホチキス』 9.29
№77:『蜂退治』 9.22
№76:『ベネッセ個人情報漏えい事件の本質』 9.16
№75:『秋刀魚の呪い』 9.12
№74:『天候不順』 9.6
№73:『企業の人材育成』 8.28
№72:『1Q84感想』 8.22
№71:『コンサルタントの役割』 8.13
№70:『ベネッセ個人情報漏えい事件』 8.6
№69:『真夏のカラス』 7.28
№68:『マレーシア航空の悲劇』 7.21
№67:『炎天の地上花あり百日紅』 7.15
№66:『アイディアの出るとき』 7.8
№65:『プロのバスガイドさん』 6.30
№64:『妻のママチャリ』 6.23
№63:『熊野古道を歩く』 6.14
№62:『六甲を歩く』 6.6
№61:『京都鴨川沿いを歩く』 6.1
№60:『レスリングの試合』 5.24
№59:『鯉のぼり』 5.18
№58:『母の日に思うワイン』 5.11
№57:『「アナと雪の女王」を鑑賞して』 5.3
№56:『大画面テレビ』 4.24
№55:『ツバメ事件』 4.18
№54:『白衣の威力』 4.13
№53:『黒いランドセル』 4.7
№52:『散髪屋と標準化』 4.1
№51:『可憐な花モクレン』 3.25
№50:『24.5センチの靴』 3.21
№49:『花粉症再考』 3.15
№48:『牡蠣と柿』 3.9
№47:『ワイン』 3.2
№46:『二重とび』 2.20
№45:『早起きは三文の徳』 2.15
№44:『帽子』 2.9
№43:『おとぎの国ハワイ』 2.3
№42:『大相撲』 1.30
№41:『講師業』 1.25
№40:『真っ赤なトマト』 1.19
№39:『プロとは何か』 2014.1.8
№38:『映画「永遠のゼロ」を見て』 12.28
№37:『師走はクリスマス』 12.20
№36:『廃墟の駅』 12.17
№35:『空手道』 11.28
№34:『お経を読む』 11.23
№33:『桜はすごいな』 11.16
№32:『ざる蕎麦』 11.10
№31:『有り余る選択肢』 11.4
№30:『活字中毒とめがね』 10.26
№29:『私の独立記念日』 10.21
№28:『黒部峡谷トロッコ電車』 10.13
№27:『神無月は金木犀と運動会』 9.30
№26:『彼岸ウォーキング』 9.23
№25:『レストランと教育』 9.21
№24:『初めての落語鑑賞』 9.12
№23:『映画「風立ちぬ」を鑑賞して』 9.8
№22:『音楽談義とメディアの進化』 9.7
№20:『永遠のゼロ」を読んで』 8.24
№19:『バスの運転手は職人芸』 8.21
№18:『バランス感覚』 8.15
№17:『法則願望』 8.10
№16:『審判』 8.6
№15:『深夜族、ながら族』 7.28
№14:『未来人は文字を書けない』 7.24
№13:『ケータイ電話』 7.18
№12:『矛盾』 7.12
№11:『娘の往復はがき』 7.5
№10:『父親論』 6.30
№ 9:『頭が薄くて』 6 .29
№ 8:『喜びの表現』 6.22
№ 7:『100m走』 6.15
№ 6:『メジロ』 6.8
№ 5:『電子音の氾濫』 5.27
№ 4:『初めてのレコード』 5.18
№ 3:『技術者としての第一歩』 5.4
№ 2:『鼻毛きりと腋毛そり』 5.1
№ 1:『桜舞い散る』 2013.4.26
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